NEWS

その他

Behind the Scenes vol.18

今回は、ジュニア選手権の慶應義塾大学戦を振り返ります。

この試合のテーマは、”Hungry”でした。ジュニア選手権の帝京大学戦で勝利を収めた次の試合で、より明治の目指す姿を見せようという意味が込められていました。

CTB山田歩季のタックルからブレイクダウンでプレッシャーをかけ、ペナルティを獲得し、敵陣ゴール前に侵入すると、前半6分にSO伊藤利江人のキックに反応したFB竹之下仁吾がトライをあげ、先制します。その後は、慶應義塾大学のエリアマネジメントに苦しめられ、思うように試合を進めることができませんでした。前半14分には、ラインアウトモールでトライを許し同点に追いつかれると、続く前半19分には自陣ゴール前でのディフェンスで粘ることができずトライを許し、逆転されます。
しかし、前半の後半は一転して明治がボールを保持する展開が続きました。前半26分にはラインアウトから今季アタックで大事にしている、1人1人が前に出てモメンタムを産み出し、スペースにボールを運ぶアタックを体現し、SH田中景翔がトライをあげます。前半42分にはスクラムでペナルティを獲得し、敵陣ゴール前に迫るとSH田中景翔がこの試合2トライ目をあげ、リードを広げます。しかし、直後のリスタートでノックオンオフサイドのペナルティを犯してしまい、慶應義塾大学にペナルティゴールを許し、21-15で前半を折り返します。
後半は、前半の雰囲気が一転し、終始明治のペースで試合が進みました。後半4分のCTB蓬田雄のトライを皮切りに、後半8分にはPR中山律希がトライを奪い、後半開始10分でリードを広げました。
その後は、ラインアウトモールやペナルティを獲得した後のクイックスタート、コンテストキックを蹴った後のブレイクダウンでのターンオーバーを起点にしたトライなど、多くのアタックバリエーションでトライを奪い続け、75-15で試合終了を迎えました。
この試合では、ブレイクダウンでの攻防やイーブンボールの攻防で後手に回るシーンが前半に多く見られましたが、後半しっかり修正できたことがこの結果につながったと思います。この試合の結果を受けて、ジュニア選手権のプレーオフへ1位で通過し、八幡山で試合ができることとなりました。ぜひ、会場まで足を運んでいただき、熱い声援をよろしくお願いいたします。

この記事をシェアする

BACK