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Behind the Scenes vol.16

今回は、関東大学対抗戦の立教大学戦を振り返ります。

この試合のテーマは、ジュニア選手権の東海大学戦と同様に、Complete”80”でした。

試合開始から、明治がボールを保持しアタックを継続する展開が続きました。そして、前半5分にFB竹之下仁吾のキックカウンターでビックゲインすると、最後はCTB平翔太にボールが渡り、トライをあげます。前半15分にはCTB平翔太のオフロードパスを受けたCTB秋濱悠太がトライ。さらに、トライ後のリスタートからアタックを継続し敵陣ゴール前に攻め入るとペナルティを獲得します。そして、クイックスタートを仕掛け、最後はNo.8木戸大士郎がトライをあげ、前半の前半を明治ペースで進め、主導権を握りました。
前半の後半も主導権を渡すことなく試合を進めました。前半22分にはLO山本嶺二郎が抜け出しチャンスを作ると、最後はWTB安田昂平がトライをあげます。その後は、スクラムでのペナルティからDFの展開もありましたが、ラインアウトのスチールやブレイクダウンでの攻防で優位にたち、無失点で切り抜けると、前半32分にSO伊藤耕太郎のキックに反応したCTB平翔太がトライをあげます。さらに、前半37分にはスクラムからのアタックでCTB平翔太が自陣から抜け出し、そのまま走り切り、ハットトリックを達成し、前半を40-0で折り返します。
後半も明治がボールを保持する展開が続きました。後半4分にはラインアウトからテンポ良くアタックし、WTB安田昂平がトライを上げます。そして、後半12分にはラインアウトモールからHO松下潤一郎がトライをあげ、後半15分にはSO伊藤耕太郎のキックカウンターからチャンスを作り、最後はWTB安田昂平がトライをあげ、55-0で後半の前半を終えます。しかし、後半22分には明治のハンドリングエラーやタックルミス、ペナルティが重なり自陣22m内での時間が続き、立教大学にトライを許します。
その後は、再び明治のスタンダードでプレーを続けることができました。後半26分にはSO伊藤耕太郎がキックカウンターで抜け出しトライ、後半27分にはSO伊藤龍之介のキックチェイスで相手のミスを誘い、明治ボールにすると最後はSO伊藤耕太郎が2連続トライを上げます。さらに、後半ラスト10分で4トライを追加し、97-7で試合終了を迎えました。
Complete”80”というテーマを掲げた中で、Back in Gameというタックルやボールキャリーをした後の立ち上がりのスタッツが97%と高い明治のスタンダードを体現することができていたということが数字にも現れている試合でした。ただ、細かいところに目を向ければまだまだ改善することのできるところも見られた試合でした。

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