NEWS

その他

Behind the Scenes vol.11

今回は、関東大学対抗戦の青山学院大学戦を振り返ります。

テーマは、” Off the Ball”でした。菅平合宿での反省やまた、前半に思うように試合を進めることのできなかった昨シーズンの青山学院大学戦の反省から、相手よりも速く立ち上がりプレーに戻ることやキックに対するチェイスや戻りなどのボールを持っていない時の動きの精度を上げ、隙のないチームにしていくという意味が込められていました。

前半8分、敵陣22m内で連続攻撃を重ね、ペナルティを得るとスクラムを選択します。スクラムを押さずにすぐにボールを出し、WTB安田昂平が相手をステップで抜きそのままトライをあげ、先制します。しかし、前半12分には、明治のハンドリングエラーからピンチを迎え、最後はオフロードパスを繋がれ、そのままトライを許し、同点とされます。主導権を取り戻したいところでしたが、肝心なところでハンドリグエラーが続き、スコアに結びつけることができず、ウォーターブレイクを迎えます。
ウォーターブレイク後は、明治のペースで試合を進めることができました。前半23分、ブレイクダウンでターンオーバーし、バックスのアタックで大きくゲインをすると、最後はSH萩原周がラックサイドにボールを持ち出しそのままトライをあげます。前半27分には、ペナルティからクイックスタートを仕掛け、モメンタムを産むと最後はSO伊藤耕太郎が相手のギャップを突き、そのまま走り切りトライをあげます。
前半34分には敵陣22m内のラインアウトからモールを押し切り、HO西野帆平がトライをあげます。さらに、前半39分にはラインアウトからSH萩原周が抜け出し、トライをあげ、前半を35-7で折り返します。


後半開始早々、キックカウンターからチャンスを作ると、後半2分にWTB西川賢哉がトライをあげます。後半6分には、ラインアウトモールを押し込み、HO西野帆平がトライをあげ、流れを掴みます。
後半11分には相手のラインアウトのエラーボールをFL福田大晟、SO伊藤耕太郎、CTB廣瀬雄也と繋ぎ、トライ。後半14分にはリスタートからアタックを継続して、後半22分にはCTB廣瀬雄也のナイスタックルからのターンオーバーからボールを継続して、WTB安田昂平が2連続でトライをあげ、ハットトリックを達成します。
後半31分にはFB池戸将太郎のキックカウンターからSH萩原周、PR中山律希、PR富田陸とボールを繋ぎ、トライをあげます。後半38分には、CTB平翔太がギャップを突きラインブレイクすると、SH登根大斗がオフロードパスを受け取り、そのままトライをあげます。さらに、後半終了間際にはSO伊藤利江人がトライをあげ、87-7で試合終了を迎えました。
この試合では、ボールキャリアが抜け出したところへのサポートなどで”Off the Ball”というテーマを体現できていました。また、ペナルティが3つと非常に規律を高く保てていたこともこの点差での勝利につながったと思います。

この記事をシェアする

BACK