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Behind the Scenes vol.19

今回は、9年ぶりに国立競技場にて行われ、98回目を数えた早明戦の振り返りをしていきたいと思います。

この試合のテーマは、Connectでした。対抗戦の最終節であり、大学選手権に繋げる一戦であると同時に、前節の帝京大学戦に負けた後の試合でもう一度チームとして繋がって、試合に臨もうというテーマでした。

キックオフ直後に得たラインアウトからテンポよくボールを展開し、CTB齊藤誉哉がトライをあげます。主導権を握った明治は、前半8分にもラインアウトから12フェイズアタックを継続して、最後はWTB石田吉平がトライを上げます。
その後は、早稲田のアタックの時間が続きますが、ダブルタックルをし続け、相手の球出しを遅らしながら粘り強いDFでスコアを許さず、前半24分にはSO伊藤耕太郎のラインブレイクからサポートに入っていたFB安田昂平にボールが渡り、3連続トライを上げます。
しかし、その後はペナルティで自陣に釘付けになる展開が続き、2トライを返され、21-14でハーフタイムを迎えます。

そして、後半3分CTB齊藤誉哉がインターセプトからそのまま走り切り、トライを上げます。そのまま主導権を握りたいところでしたが、ハンドリングエラーでアタックを継続できませんでした。後半23分には、早稲田にトライを許し、7点差に迫られます。
その後は、明治のボールを持つ時間が続き、後半34分にSO池戸将太郎がトライをあげ、35-21として、そのまま試合が終了しました。
この試合は、ボールインプレーが35分近くになっていて、明治のやりたいアタック、ディフェンスの形が見えた試合となりました。また、セットプレーも明治が優位に続けることができたことがこの試合の勝利に結びついたと思います。しかし、後半になるにつれて、ハンドリングエラーが増えるなどまだまだ精度に改善の余地があると思います。
次戦からは大学選手権となります。対抗戦で出た課題を改善し、大学選手権制覇に向けて、準備を進めて参りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。

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