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Behind the Scenes vol.15

今回は、江戸川区陸上競技場で行われた立教大学戦の振り返りをしていきます。

この試合のテーマはMove Aheadでした。ATでもDFでも1対1の局面で勝ち、前に出続
けることにこだわろうというテーマでした。
前半に奪った5トライはまさにMove Aheadを体現したトライでした。ラインアウトモールを押し込み、そのままトライを取り切り、モールを押すことで空いた外側のスペースにボールを運びトライを奪うなど、モールを中心にして前に出続け、主導権を握りました。
続く前半34分、ラインアウトからアタックで、1対1の局面で前に出続け、CTB齊藤誉哉がトライ、続く前半40分には、キックカウンターから12フェイズ、アタックを継続し最後はSO伊藤耕太郎がラインブレイクをし、そのままトライを決め、前半を45-0で折り返します。
後半も前半と同様に、明治は、1v1の局面で前に出続け、Move Aheadを体現するアタックをし続けます。特に、後半30分、スペースに走り込んだLO武内慎がFLの福田大晟からパスを受け、ラインブレイクをし、サポートに来ていたPR床田淳貴にボールを繋ぎ、ブレイクダウンができると、相手のDFが乱れてできたスペースに走り込んだSO池戸将太郎がトライを決めたシーンはこの試合を象徴するようなトライでした。後半も7トライをあげ、88-0で試合終了を迎えました。
前節に引き続き相手を0点に抑えたことやラインアウトモールや1対1の局面で前に出続けることを80分間続けることができたことは、大きな自信につながったと思います。しかし、キックオフのレシーブの成功率が64.3%となっており、スコアをした後のプレーの入りがあまり良くなかったことを示す数字となっており、ここはしっかりと今後修正していく必要があると思います。
次戦は、青山学院大学戦となります。対抗戦に入り過去3戦は負けてはいるものの、早稲田戦や帝京戦は、前半ロースコアの展開に持ち込むなど、前半に勢いのあるチームです。そこに対して、うまくいかない時間があっても我慢をし続けることが重要になってくる試合になりますので、普段の練習から意識をして準備をして参ります。

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