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Behind the Scenes vol.12

今回の菅平合宿では、試合の振り返りを行なっています。

今日は、サニアパークメイングラウンドで行われた帝京大学 B戦を振り返っていきます。

前半開始からスペースにボールをうまく蹴り込み、エリアマネージメントで優位にたち、試合を進めますが、アタックの継続はできずスコアに結びつけることができません。そして、明治のペナルティにより自陣22m内に侵入され、帝京にラインアウトを与えますが、プレッシャーをかけ、明治ボールにすることに成功し、ピンチを脱します。その後も、一進一退の攻防が続き、帝京に自陣22m内のスクラムを与えても、ペナルティを獲得し、帝京に主導権を譲りません。
スコアレスのまま迎えた前半22分、敵陣22m内のラインアウトの連続攻撃でWTB東海隼が抜け出し、そのままトライを決め、コンバージョンゴールも決まり、7-0とします。しかし、前半32分、明治のハンドリングエラーから空いたスペースにボールを蹴り込まれ、そのままトライを許し、コンバージョンゴールも決まり7-7とされます。その後、前半終了間際に敵陣22m内のスクラムからSO蓬田雄が抜け出しトライを決め、コンバージョンゴールも決まり14-7で前半を折り返します。
後半は、帝京がアタックを継続する時間が続きますが、後半3分WTB西川賢哉がインターセプトからそのまま走り切りトライをあげ、コンバージョンゴールも決まり、21-7とします。その後は、明治が主導権を握り、後半15分に敵陣22m内のラインアウトからFL楢﨑海人がトライをあげ、コンバージョンゴールも決め、28-7とします。
しかし、後半23分に帝京がラインアウトモールを押し込み、トライをあげ、28-12とし、追い上げを見せます。その後は、両者譲らない展開が続きますが、後半35分、敵陣22m内でのスクラムで、帝京のペナルティの累積により認定トライが認められ、35-12とし、そのまま試合終了し、勝利を収めることができました。
この試合では、セットプレーで帝京ボールにはプレッシャーをかけ、明治ボールは安定させることができ、主導権を相手に渡さなかったことが最大の勝因でした。特にスクラムで認定トライを取ることができたのは、大きな自信となり、A戦で負けてどこか重い雰囲気を吹き飛ばしてくれる合宿最終戦となりました。
そして、9月11日にはジュニア選手権の早稲田大学戦が控えています。対抗戦の初戦とジュニア選手権の初戦を勝利で飾り、いいシーズンのスタートを切れるように、準備して参りますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

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