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Behind the Scenes vol.11

今回の菅平合宿では、試合の振り返りを行なっています。

今日は、サニアパークメイングラウンドで行われた帝京大学A戦を振り返っていきます。

前半開始から帝京がボールを保持し、アタックし続けている中、粘り強くDFをしていましたが、ノミネートのずれた一瞬の隙をつかれ、そのままトライを許し、コンバージョンも決まり0-7とされます。
その後は、明治がボールを保持しアタックする時間が続き、ラインブレイクするシーンも見られましたが、ハンドリングエラーでスコアに結びつけることができません。その後、帝京のラインアウトのミスからアタックの機会を得ますが、再びハンドリングエラーで帝京ボールとなり、オフロードを繋がれ、前半17分にトライを許し、コンバージョンゴールも決まり、0-14とされます。
その後も帝京が攻撃をし続け、前半22分、28分、33分と3連続でトライを許し、前半を0-33で折り返します。
後半は、明治が先手を取ります。後半6分、ラインアウトからのアタックで途中出場のWTB秋濱が抜け出し、そのままトライを決めると、続けて後半15分にラインアウトモールを押し込み、HO松下潤一郎がトライを決め、14-33とします。
追い上げムードが出てきますが、明治のペナルティが連続し、帝京大学が再び主導権を握り、後半28分、31分と連続トライをあげ、14-47としさらに突き放します。その後、後半36分、明治は再びラインアウトモールを押し込み、PR富田陸がトライを決め19-47とします。しかし、試合終了間際に帝京大学がトライを決め、19-54で試合を終えました。
この試合では、これまで取り組んできたことを実行しようとする意図は見えましたが、その精度が低く、ハンドリングエラーやペナルティといったミスが起き、そのミスを帝京大学が着実に生かす試合展開でした。これから対抗戦に向かっていくに当たり、一つのミスや反則の怖さを身に染みて感じた試合となり、いい経験のできた試合であったと思います。しかし、その中でも強力なFWを持つ帝京大学を相手にラインアウトモールでトライを2本取ることができたのは、大きな収穫であったと思います。
そして、いよいよ次戦は、対抗戦の初戦の筑波大学戦です。菅平で行われていた筑波大学の練習試合は、筑波大学が2戦とも勝ちに徹するゲーム運びを見せ、勝利を収めており、勢いのあるチームです。対抗戦の開幕節を勝利で飾れるよう、選手・スタッフ一同準備を進めていきます。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

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