NEWS

その他

Behind the Scenes vol.23

今回は、関東大学対抗戦の早稲田大学戦を振り返ります。

この試合のテーマは、”ALL OUT”でした。対抗戦の最終節である早明戦で、これまで取り組んできたフィジカルやスキルなど全て出し切り、勝利するという意味が込められていました。
前半最初にスコアしたのは明治でした。前半5分、敵陣ゴール前5mでのラインアウトのチャンスで、ラインアウトモールから空いたスペースにHO松下潤一郎が飛び込み、先制トライをあげます。その後も明治がボールポゼッション、テリトリー共に有利に試合を進め、前半17分にCTB平翔太のペナルティーゴールで点差を広げます。さらに、前半23分に再びラインアウトモールを押し込み、HO松下潤一郎がトライをあげ15-0とします。
その後、自陣22m内付近で明治がペナルティを犯し、前半27分に早稲田大学にペナルティーゴールを許します。しかし、その直度の前半31分に明治ボールのラインアウトから12フェーズ重ね最後はWTB安田昂平がトライを上げます。さらに、前半39分にスクラムから8フェイズアタックを重ね、PR為房慶次朗がトライをあげ、27-3として前半終了を迎えました。
後半先手を取ったのも明治でした。後半6分にSO伊藤耕太郎がキックチャージしたボールをそのまま拾いトライを上げると、後半20分にはFB池戸将太郎がトライをあげ、リードを広げます。
しかし、ここから早稲田に流れが傾いていきました。後半27分の早稲田大学のトライを皮切りに、後半30分にもトライを奪われ、41-17となります。後半32分にWTB安田昂平がトライをあげ、流れを断ち切りたいところでしたが、直後の後半34分に再び早稲田大学にトライを奪われると、後半36分、後半39分と3連続トライを奪われ、46-38と8点差に迫られます。

その後、後半41分にLO山本嶺二郎がラックにプレッシャーをかけラックからこぼれたボールをSH登根大斗が拾い、トライを上げると早稲田大学の流れを断ち切り、さらに後半45分にはラインアウトからのアタックでWTB海老澤琥珀が抜け出しトライをあげ、58-38として、試合終了を迎えました。
ALL OUTというテーマの中で、前半の最初からこれまで取り組んできた明治のラグビーを発揮することができていたと思います。一方で、大学選手権に向けて課題を残す点もありました。対抗戦最終節を勝利で終え、対抗戦2位で大学選手権に駒を進めることになりました。今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。

この記事をシェアする

BACK