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Behind the Scenes vol.14

今回は、アースケア敷島サッカー・ラグビー場で行われた日本体育大学戦の振り返りをしていきます。

この試合のテーマは、Dominateでした。筑波戦の反省を踏まえて、主導権を常に明治が持ち続けるという意味や明治のラグビーを見せて、圧倒しようという意味が込められていました。

前半16分にLO山本嶺二郎がライン際でトライを決めてから、主導権を渡さない展開に持ち込みます。前半22分には、FL福田大晟がスペースに走り込みそのままトライ、前半30分には、WTB石田吉平のオフロードパスを受けたCTB廣瀬雄也がトライ、前半38分には、SH萩原周のロングパスを受けたWTB秋濱悠太がトライを決め、前半に4つのトライを奪い、26-0で前半を折り返します。
後半も主導権を相手に渡さず、試合を進めることができました。後半2分に、外に数的優位を作り、ボールを運びWTB秋濱悠太がこの試合2本目のトライ、後半7分に、CTB廣瀬雄也がグラウンド中央をブレイク、そのまま40m走りきり、この試合2本目のトライ、後半10分には、CTB齊藤誉哉のラインブレイクでゴール前に迫り、最後はFB安田昂平がトライを決め、後半開始10分で3本のトライを立て続けに奪います。
その後も主導権を譲らず、後半17分にNo.8松本光貴がライン際をブレイクすると、サポートについていたWTB石田吉平にオフロードパスが繋がり、トライを決めます。後半26分にはラインアウトモールを押し切り、HO金勇哲がトライ、後半29分には、スクラムターンオーバーから攻撃を継続し、WTB石田吉平がこの試合2トライ目を奪います。続いて、後半33分にはNo.8松本光貴のジャッカルでターンオーバーに成功すると、最後はSO池戸将太郎がトライを決めます。
さらに、後半36分にはCTB山村和也のラインブレイクからWTB石田吉平にボールが渡り、そのまま走り切りこの試合ハットトリックを達成して、74-0とし試合が終了しました。
この試合では、明治のポゼッションが約65%となっており、雨などでボールが滑り、ミスが起こるというリスクもある中で、アタックを継続し、主導権を握ることができていたことを示していると思います。また、スコアも74-0と相手のスコアを0点に抑えることができていたことは、この試合のテーマのDominateにふさわしい試合であったと思います。

次戦は、10月2日に江戸川陸上競技場で行われる立教大学戦です。立教大学は、慶應義塾大学戦で前半7-5とリードして折り返しており、主導権を握ると勢いのあるチームです。今回の試合のように、終始主導権を譲らない試合をするために準備してまいります。今後ともご声援のほどよろしくお願いいたします。

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