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Inside Meiji vol.4

【Inside Meiji】

第4回は、東海大学付属相模高等学校出身の3年、池戸将太郎選手と林哲平選手です。

付属校でラグビーをしていたにもかかわらず、明治大学への進学を決めた2人をピックアップしました。
寮生活での苦労、高校と大学のチームの雰囲気の違いなどを語っていただいたので、ぜひご覧ください!
以下、池戸→池

Q.お互いの印象を教えてください。

林:今も変わってないけれど昔から強気な奴みたいな印象です。高校のときは強気なところがぶれずに、キャプテンとして頼りがいがあるところもありました。
池:林は真面目でした。優等生感があってちょっと堅かったけれど、今は物腰柔らかくなって親しみやすくなりましたよ。

Q.相模はどんなチームでしたか。
池:3年のときは学年の仲が良かったから、結構まとまりはあったと思います。卒業以来、高校にはコロナで行けていなかったので今年6月に初めて行きましたが、オールスターの後にみんなで集まったりと仲は良いです。

Q.高校の時と明治ではチームの雰囲気の違いはどうですか。
林:高校の時はラグビーのシステムが全然違うので、大学に入って初めの頃は、戸惑いはありました。
池:雰囲気は違いますね。自分たちは基本的に自由にやっていました。練習メニューなどは決められていたけれど、決められた中である程度任されていたので自分たちでやりたいことをやって、うまくいかなかったらやめて、と決めてやっていました。その点ではいい意味で色々やれていましたね。
林:試合前のミーティングも選手だけでやっていました。この試合は相手がこうだから、こうしようみたいなものも選手だけで決めていたので、結構話し合っていたと思います。
池:明治に入ってからは、コーチがだいたい決めてそれを自分たちがどれだけやれるかみたいな感じなので、最初の方はやりにくさはありました。

Q.明治に来た理由を教えてください。
林:父が明治のOBで小さいころから憧れがあったのと、相模がみんな東海大に進むので、そういうのも変えたいなと考えていたので他大に行こうと思いました。

池:高校の監督に進路を相談して、明治もあるよと言われていて、田中澄憲前監督が親の知り合いだったし、父もいいんじゃないかと言ってくれていました。自分は明治はきついかなと思っていたけれど、監督に勧められてスプリングスクールに行ったところ、合格することができたので明治にきました。


Q.寮生活になって苦労したことや大変だったことはありますか。
池:(明治のスタンダードに)追いつくのは大変でした。自分たちは寮生活が初めてだったので、最初は家が恋しかったです。
林:自分は必死すぎて家の事は考えなかったです。部屋では厳しめの先輩方に教えていただいていました(笑)
池:自分は部屋ではゆるくやらせてもらいました。そういう意味では林より早めに寮に慣れたかもしれないですね。1年目は3か月間コロナで家に帰っていたため、寮にはあまりいませんでした。普通の寮生活を知らなかったから、コロナ禍での寮生活が当たり前になっていて、1年生の時は大学にも遊びにも行けなかったことは大変でした。

Q.上級生になって、意識していることや変わったなどはありますか。
池:自分は副寮長もやっているので少ししっかりとしないといけないなというのはあります。楽しい寮のなかでもちょっとした細かいことや拘れればなというところはありますね。

林:先輩から2年間寮の事やラグビーの事など色々なことを教えてもらって、そういうことを自分もしっかり後輩に伝えていかないといけないなというのは、3年生になって少しずつ思い始めています。

Q.目指したい選手像を教えてください。
林:明治のバックスは高校の時から華やかな経歴を持っている人が圧倒的に多いけれど、自分はそういうわけじゃないので真面目に堅実なプレーを極めた選手になっていきたいです。無名の選手が明治のバックスで活躍していることは少ないと思うけれど、高校時代に活躍できていなくても、明治でも頑張ったら評価してもらえるんだと明治を目指している方に思ってもらえるように、試合に出て活躍できたらいいなと思っています。

池:スタンドオフだからチームを勝たせることはマストというか、なくてはいけない部分だと思います。それにプラスして、安定もそうですがただ勝つだけじゃなくて、こいつがいるチームは面白いな、とかこいつのプレーは面白いなとか、試合を見てくれる人が見ていて楽しい、また見に来たいと思えるような選手になることが1番です。

Q.春シーズンを振り返っていかがですか。
池:春の公式戦は全部出させてもらいました。なかなか出番がなかった時も、去年の自分だったらそこで雑になったりすることもありましたが、今年は与えられた時間の中で一生懸命やろうと決めていたので、その中で役割を果たせた試合もあります。できなかったこともあったけれど、総じて良い経験だったかなと思います。

林:自分は初めの部内戦で重めの脳震盪を起こしてしまって、春は丸々やっていないため出遅れてしまったけれど、その分夏合宿で頑張って秋のシーズンで紫紺を着ることが目標だから、ここから頑張っていきたいという感じです。

Q.今後の夏合宿・秋シーズンを通しての目標を教えてください。
池:夏が秋に向けて一番大事だと思っていて、就活という部分も兼ねているので、リーグワンのチームに見てもらえるように今まで以上に頑張らなければいけません。プラス秋もしっかり紫紺を着て試合に出たいから、夏は春以上に一生懸命やりたいなと思います。

林:まだ紫紺を着たことがないので初紫紺を目指すことが目標です。去年の夏合宿は雲山弘貴さん(2021年度卒業)の怪我などもあってスタメンで出させてもらったけれど、思うようなプレーが出来なくて秋の試合には出させてもらえなかったので、秋シーズンこそは頑張ります。

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