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Behind the Scenes vol.1

昨シーズンに引き続き、今シーズンもBehind the Scenesという企画を実施することになりました。よろしくお願いいたします。

第一回目の今回は、菅平合宿での初戦の筑波大学A戦の振り返りをしていきたいと思います。

筑波大学戦のテーマは ”Do your Job!!” でした。
春シーズン終了後、練習で春に積み上げてきたものをブラッシュアップしていく中で、より1人1人の役割が明確になり、その役割を遂行することが求められることから、このようなテーマ設定となりました。

前半7分、敵陣22m付近のラインアウトからテンポの速いアタックでペナルティを獲得し、ゴール前5mのラインアウトのチャンスを得ます。このチャンスをFWがモールで押し切りトライを上げ、幸先の良いスタートを切ります。
前半20分、ゴール前5mのスクラムでペナルティを獲得すると、No.8木戸大士郎がクイックスタートを仕掛け、最後はFWで押し込み、LO佐藤大地がトライをあげますが、直後の前半23分にキックオフでのミスから、筑波大学にトライを許します。その後は筑波大学に攻め込まれる時間が多くなりましたが、追加点を許しませんでした。


前半36分、筑波大学ボールのスクラムでペナルティを獲得し、スクラムでのペナルティの累積で筑波大学のPRにイエローカードが提示されます。敵陣22m内でラインアウトのチャンスを迎えると、ここでもモールで押し切り、トライをあげます。さらに、トライ後のリスタートをしっかり獲得すると、FL森山雄太が目の前の空いたスペースを逃さずにラインブレイクに成功します。その後、PR床田淳貴のオフロードパスを受け取ったSO伊藤耕太郎がトライをあげます。前半終了間際には、WTB西川賢哉がスペースに走り込んできたFB池戸将太郎にパスを通し、トライをあげ、35-5で前半を折り返します。
後半は、メンバー全員交代し、フレッシュレッグたちが躍動します。

後半開始早々、キックカウンターでFB竹之下仁吾が敵陣に侵入すると、その後WTB海老澤琥珀がゴール前まで迫るラインブレイクを見せ、最後はHO渡邊元隆がトライをあげます。しかし、後半12分に筑波大学の連続攻撃を耐えられず、トライを許します。
後半17分、筑波大学ボールのラインアウトにプレッシャーをかけボールを奪い返し、連続攻撃の中でWTB東海隼が抜け出し、オフロードパスをCTB山田歩季に繋ぎトライ。その後、後半21分に筑波大学にトライを許しますが、後半残り10分でテンポ良く外のスペースにボールを動かすなどして3連続トライを決め、66-19で試合終了を迎えました。
この試合では、スクラムやラインアウトなどのセットプレーを優位に進めることができたことが勝因のひとつであると思います。HO木谷光は、スクラムを組む場所や相手の状況に応じて、フロントローでコミュニケーションを取りながらスクラムを組むことができたと振り返っていました。



また、八幡山で積み上げてきたものを試合でチャレンジする場面も多く見られ、Do your Job!!というテーマに相応しい試合でした。しかし、スタッツの面ではハンドリングエラーやペナルティなどチャレンジした結果起きてしまったミスが数字に現れていました。今後、試合を経験していく中で判断やスキルの精度を向上させていくことが重要であると思います。

次回は、筑波大学B戦を振り返ります!

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