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特集:日本一を目指す「明治大学ラグビー部、前へ」VOL.11
2009/08/19
菅平の夏合宿がスタートして、はや10日が過ぎた。先週末には、八幡山で練習をしていた選手たちも合流し、いよいよチームは夏の菅平に集結。さらに濃い内容の練習が積み重ねられる毎日が続いている。日曜日から予定されていた練習試合のスケジュールが、急遽インフルエンザにより、変更を余儀なくされた。テレビなどの報道にもあるように、国内での感染は広がりつつある。チーム競技であるラグビーにとっても充分にケアしていかなくてはならない問題になっている。さて、HPの試合情報でもその結果が紹介されていますが、今回の特集では練習試合初日の模様をフィーチャーしてお届けします。
先週の土曜日に合流したDチームのメンバーが、菅平での練習試合の初戦を飾ることになった。8月に入って練習が再開されてから、八幡山グラウンドで積み上げてきたものをきちんと出しきっていく絶好のチャンスだ。
菅平は、8月上旬やや雨に降られた様子だった。9日の合宿入り以降も2日ほど雨に降られた。霧が出てグラウンドでの練習が難しい状況もあったようだが、その後はすっきりとした高原らしい天候を取り戻り、後続メンバーが合流したころには、強い日差しがグラウンドを照らしていた。日中の気温で27℃程度、日差しは強いがサラッとした気候は、体に大きな負担をかけずに練習に集中できる環境といえる。選手たちだけでなくマネージャーたちもTシャツの袖にくっきりと日焼けの後が残っていた。17日も朝からグラウンドで練習が行われた。お昼を挟んで、試合の始まる14時30分を前に選手たちがグラウンドに集まって来た。この日の午後はオフとなったA、Bの選手たちもC、Dの選手たちの試合を応援すべく、グラウンドのあちらこちらに姿を見せている。陽の光が、時々雲に遮られるコンディションの中で試合が行われた。
菅平に来て初の練習試合となる立正大学戦。ゲームキャプテンの14梶岡が円陣で気合いを入れて試合に臨んだ。立正大学のキックオフで始まった試合は、前半立ち上がりから明治が攻め込む場面となるが、選手たちの動きにやや固さが見られた。前半5分過ぎ、立正大学のファールから明治ボールとなり、敵陣の右側からモールを作ってドライビングしながら、最後は8佐々木がトライ。ゴールを決めて7-0とリードした。このまま一気にペースをつかむかと思われたが、しばらく一進一退の攻防が続く。西原ヘッドコーチから「サポートもっと早く!」と檄が飛んでいた。
20分過ぎ、明治がボールを持ってハーフウエイライン付近からパスをつないで左へ展開、最後2大澤につないで2つめのトライを決めた。リードを広げて12-0。ウォーターブレイクを挟んでゲーム再開。スクラムの場面では、よく押せていた。前半の30分過ぎからは、立正大学に攻め込まれて守りに回ったが、あきらめずに粘って守り抜いき前半を終えた。
後半から入った14武田が出だしにキックをチェイスして気合いの入った走りを見せる。2分過ぎ、敵陣での明治ボールスクラムから一気に押し込み9松川がトライ。ゴールも決まり19-0。14分過ぎにも9松川がトライを決めて24-0とリードを広げた。24分過ぎに、スクラムから出たボールを2郷がトライし、ゴールを決め31-0。29分過ぎには、ハーフウエイライン付近から、相手のノックオンからボールを持ち、14武田が1対1を制して走り込みトライ。ゴールも決まり38-0。その後もいい攻めが続いたが、終了間際に1トライを許し、ノーサイドとなった。結果は38-5で勝利した。
立正大学との試合が終わったグラウンドで行われた青山学院大学Bとの試合は、立ち上がりから8千布の大きなゲインでチャンスを作る。2分、3城がチャンスに力を見せ押し込んでトライ、ゴールも決まり7-0とリードする。そのあと4分過ぎに、青山学院大学に左から早いパスをつながれてトライを奪われ7-5と詰め寄られる。9分、14山口がトライを奪い返し、12-5とした。さらに14分、右サイドから8千布がトライを決める。ゴールもクリアして19-5。17分に7池島が負傷して交替。前半だけで3人が怪我で交替した。24分には、味方のファールから相手ボールとなり、ラインアウトからパスをつながれてセンター左にトライされ、ゴールも決められた。19-12。そのあとも攻めながら小さなミスが目立ち、逆に相手チームの速いパスが通っていた。29分過ぎ、自陣で8千布にイエローカード。35分過ぎには、スクラムからモールで押されてトライされ、19-17とトライで並ばれた。
40分、今度は明治がラインアウトからドライビングモールで押し込んで、5渋谷がトライを決め、明治らしいかたちで前半を終えた。ゴールもしっかりと決めて26-17とした。
前半の課題となったディフェンスを意識しつつ、後半開始5分、15小泉が粘りのある走りでトライを決めた。ゴールして33-17と勢いに乗る。15分過ぎ、自陣で青学ボールをカットした11佳久が大きくゲインする。17分にドライビングモールで押し込み、5渋谷がトライ。ゴールも決まり40-17。22分には14羽柴がトライしゴールも決まり47-17。29分には、青学ファールをきっかけに、ドライビングモールで押して3金がトライ。ゴール成功で54-17。35分には、後半グラウンドに戻った8千布がスクラムから出たボールを一気に運んでトライ、ゴールも決まり61-17と大きく引き離してゲームを終えた。後半は見事に課題だったディフェンスをクリアした。
C、Dの試合は連勝というかたちで終わった。フォワードのパワーアップには目を見張るものがあり、バックスもまた粘りと走りで結果を出していた。試合中の課題となったのは、集中力を持ったプレーだった。
「皆さんのパフォーマンスはしっかりと見せてもらいました。細かいところの集中力、個々のディフェンス力、ファーストフェイズをしっかりと止めることが大事。1対1のディフェンス力をもっと強く、これが今日足りなかったところです。ディフェンスがしっかりできていれば、ゲームのイニシアチブが取れることはわかったはず」と吉田監督。選手たちのグラウンドでの礼儀、試合中の自己コントロールにも触れ、練習試合初日が幕を閉じた。
翌日、サニアパークで行われた慶應義塾大学との試合は、Aが12-46と破れ、Bが29-5と勝利した。A、Bにとっての菅平での初めての試合となったが、ここからあと11日間に集中して練習していくための課題も得ることができただろう。今日もまた、グラウンドで練習が続けられている。
特集では、菅平の夏合宿から「練習風景」「練習試合、帝京大学戦」などを追ってお届けいたします。いままで、即日~翌日にアップされていた試合結果のリポートは、広報担当の選手たちも合宿練習を集中して行うために、試合情報での得点掲載のみとさせていただいています。夏合宿中の試合出場メンバーと試合結果の情報に関しましては、そちらをご覧いただけますようお願いいたします。来月から始まるリーグ戦、Jr.選手権に向けて、これからもチームの状況をリポートしていきます。ぜひとも引き続き選手たちに、声援と応援をよろしくお願いいたします。
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