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特集:VOL.32「引退試合」

2010/01/29

日本一を目指す「明治大学ラグビー部、前へ」VOL.32
「引退試合」

晴天に恵まれた1月24日の午後、久しぶりに紫紺のジャージを身に着けた4年生たちがグラウンドに現れた。ほかの選手たちもグラウンドに集まって来て、記念撮影が行われた。ファンの皆さん、父兄の皆さんが見守る中、リラックスしたムードで引退試合が行われた。

1年生とのゲームでは、ゼッケンMGを背負って紫紺を来た森戸マネージャーがゲームに参加、自陣でパスを受けてインゴールに向かい疾走し、1年生のタックルをかわしてトライを奪った! 選手たちは、マネージャーがいなければ、シーズン中の活躍もままならない。チームを支えてくれた森戸マネージャーに感謝の1トライに会場が沸いた。

引退試合は、4年生と各学年がそれぞれ10分間のエキシビション・ゲームとして行われた。ゲームは、終始和やかなムードで進められた。所々で体をぶつけ合い、あるいは走り込む場面も見ることができた。シーズン中の激しいプレーを彷彿させるようなシーンは僅かであったが、選手たちの活躍を思い起こすには、充分なパフォーマンスだった。

戦績は対抗戦5位、大学選手権ベスト4、ジュニア選手権は2ndフェーズ進出。ハラハラする試合もあったが、明治らしさを見せた試合も多かった。シーズンを通して、常に応援する人たちに夢を与えてくれるチームであった。「明治の矜持を取り戻す」という吉田監督の言葉とともにスタートした最初のシーズンはここに幕を下ろした。

「皆様、応援、ありがとうございました」(ラグビー部一同)

ラグビー部OB会・鈴木会長、明治大学・柳沢副学長と中邨部長、吉田監督、西原ヘッドコーチがそれぞれ挨拶をして卒業する4年生とラグビー部のシーズンの活躍を労った。吉田監督から記念品が一人一人に手渡されたあと、金澤主将、西原主将と両キャプテンが、短く挨拶をして、部歌が斉唱され納会を締めくくった。この日から、3年生、2年生、1年生は新たなシーズンへのスタートを切った。

(取材・文/遠藤一樹 撮影/福田喜一)