レポート「主将、副将が発表される!」

2010/03/03



新シーズンが始動して1週間が経った3月1日の朝9時、八幡山のグラウンドに選手、コーチ陣が集まっていた。そこに吉田監督が、白いウエアでグラウンドに現れる。集合がかかり、監督を中心に選手たちが小さくまとまった。
「今日はここラグビーグラウンドで、自分たちの聖地で、日本一を目指すキャプテンとバイスを発表することにした。主将、杉本。副将、衛藤」と吉田監督が2人の名前をあげた。昨シーズンも活躍していた2人が、主将、副将として指名されたのだった。副将の衛藤が「いままでとやることはかわらないと思う。皆で協力してやっていきたい」と話した。主将となった杉本は「日本一を目指して、もっと厳しくやっていきたい」と挨拶した。杉本主将、衛藤副将は高校時代そのままの組み合わせだったのだという。この2人は、お互いがすべてを語らなくともわかる間柄なのだ。




新キャプテンを中心に、どれだけ内容の濃い練習を積み上げていけるかが今シーズンの結果につながることになる。グラウンドでの短いミーティングを終えて、選手たちは早速フィジカルトレーニングへ。この日はSPARQトレーニングが行われ、ラグビースキルの礎となる体が作られていく。ここでもすでに、目的を明確に持って、何のためのトレーニングなのか考えながら走り、考えながら跳ぶ。常に意識を持ったトレーニングが新たな結果をもたらしてくれそうだ。


 
副将 衛藤陽介 CTB

「明治に入って日本一にならなかったら自分たちは悔しい思いをする。応援してくださる方々にも応えたい思いもあります。昨シーズン、帝京に負けた時に絶対日本一になりたいと強く思いました。自分はしゃべるのもまとめるのもうまくない。でも1回1回の練習に真摯に取り組んでいます。そこは徹底してやっていきます。そういう姿勢をまわりから見てもらいたい。声を出して雰囲気を盛り上げていきたいと思います。副将としてチームをまとめていくのはやりがいがあることだと感じています」

 

主将 杉本博昭 No8

「主将として、妥協をしないチームにしたいので、普段の生活からすべてにおいて規律を持ってやっていきたい。4年生はもちろん、すでに3年生、2年生も意識が大きく変わっています。やる気があって、明らかに目の輝きが違っています。これからたくさんの練習を積み上げていき、様々な試合に臨むことになります。どんな試合でも紫紺を着るということが、常に緊張感を持って公式戦を戦うことにつながりチーム力が上がればいいなあと思います。僕自身はセットプレーと1対1の強化をしていきたいと考えています。どこまでできるか、自分にとっての課題はたくさんあります」


(取材・文/遠藤一樹)